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自閉症児の心と身体を癒す犬

精神医学や心理学に深く興味を持っているせいもありますが、犬や猫といった動物が、人の心にどう作用するのかに、とても関心があります。ですので、セラピードッグによる人間の心と生活の変化には特に興味があり、それに関連した記事があったので、ご紹介します。

サービス・ドッグ(つまり、セラピードッグ的な役割をする犬、という意味らしい)との暮らしが、自閉症の子どもたちの肉体面にどう影響を及ぼすかの研究を、カナダの大学が中心となって行ったらしいのですが、その結果、生理学的に、非常に大きな影響があった、ということです。

唾液中に含まれるホルモン濃度を測定することによって、ストレスレベルをはかることができるのですが、犬の存在が自閉症児のストレスの軽減に役立っていることが明らかになり、日常生活での行動改善が期待できることがわかりました。研究の詳細は、元の記事を見ていただくとして省きますが、動物というもののパワーと可能性が、今後よりいっそう解明されていきそうですね。期待したいものです。

イルカ療法という、自閉症の子どものためのプログラムも有名ですが、こういった、ミステリアスともいえる生き物の力って不思議です。でも、犬や猫といった生き物を可愛がり、家族として一緒に生活している飼い主さんたちは、はっきりと言葉にできないまでも、その理由を体全体でわかっているんじゃないかとも思います。

確か、マザーテレサが言った言葉じゃなかったかと思いますが・・・・人間にとっての最大の不幸は、自分が愛されていないと感じることだ、と。 自分は誰にも愛されず、無価値であると感じたとき、その重みに人間の心は耐え切れず、様々な心の病や、攻撃的な行動を引き起こしますが、この「無条件に愛されている」という感覚は、なかなか得られないものだと思います。

「あなたのこと、愛しているよ、心配しているよ」 と百回言われるより・・・・辛いとき、悲しんでいる時、ただ黙って一緒にいてくれる、手を握ってくれる、というほうが、百倍愛されている、と感じたりするのが人間の心。特に子どもはそういうのに敏感ですからね・・・そして、そういうものを何より必要とするのが、子どもでもあります。

そんな無償の愛情を、日々身体全体でぶつけてくるのが、犬、時には猫だったりするわけです。多くの飼い主さんは、それをよく知っているはず。だから、こういう研究結果、さほど驚かないと思います。でも、世間一般では、「えー?すごい、不思議だなあ」と、思われるんでしょうね。

もっともっと、こういう研究がされて、認知され、そして活用されることで、動物と人間の共生への道も、大きく広がりそうな気がします。

参考: 自閉症の子どもたちの手助けに!サービス・ドッグとの生活が及ぼす良い影響 犬を感じるブログメディア『dog actually(ドッグ・アクチュアリー)』

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